日台友好オンライン交流会へ参加

 8月28~30日まで行われた福岡大学・山崎好裕教授と、台湾台中市・静宜大学・桂田愛先生との日台友好オンライン交流授業に28・29日と参加させて頂きました。 28日は荒尾市のホテル ヴェルデにて「孫文と滔天、そして日台友好の未来」と題して山崎先生のお話のあと 宮崎兄弟の生家・元館長松永豊美さんが革命家の妻に焦点を当ててのお話。荒尾市の加藤セイジさんは、宮崎滔天への熱い思いを熱弁 荒尾二造平和資料館から、私福田一郎諸隈館長が陸軍火薬工場への学徒動員を通して、平和の大切さと戦争根絶を願い語りました。 最後には徴用工の事を在日コリア大牟田代表の禹判根さんが語ってくださいました。 (福岡大学卒業の先輩で荒尾市の宮本雄一さんは後輩を宮崎兄弟の生家と荒尾二造施設をご案内をしていただきました。) 

 29日は福岡大学からの日台友好オンライン授業に参加。テーマは「特攻と日本・台湾:太平洋戦争の一断面」 第二次世界大戦中には朝鮮半島や台湾から多くの若者が日本の軍需工場で働いた事や軍人になって、特攻作戦に参加していた事が 話されました。両日共、日台の学生さん40名程が意見交換や一般参加の方々と友好を深められた貴重な時間でした。 「平和がいかに大事かと戦争してはいけない」の言葉はは現代社会のテーマである事が世界共通であると認識しました。 また、投稿の写真は写真家:宮原典子様に戴きました。


東京第二陸軍造兵廠荒尾製造所 平和資料館

旧日本陸軍最大規模で約100万坪の火薬工場が荒尾市にあった。 「東京第二陸軍造兵廠荒尾製造所」通称を荒尾二造(あらおにぞう)と呼び、 学徒を含む3000人弱の男女が働き、火薬・炸薬(爆薬)類を製造 陸軍小倉造兵廠(現北九州市)で砲弾や爆弾、地雷となり戦地へと送られた。 私達は荒尾二造の調査・記録・保存活動・啓発活動を通じて平和の大切さを伝えています。 (ご利用の際は最上部の帯もクリック下さい)